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【持たない幸福論】仕事・家族・お金に縛られずに自由に生きる生き方

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「活躍するスーパーニートこと、pha(ファ)さんの本を読みました。

2007年に会社を辞めて以来、ニートとして年収100万円の水準で生活をしている、という著者が自分の人生観について記した本です。

会社に入社して、結婚して、定年まで働くーという日本の昔ながらの「幸せ」の価値観から脱却し、自分が生きたいように生きよう、というメッセージを受け取れる一冊です。

 

 

どうも。読書好きゴリラのKadaです。どうにも今の仕事が楽しくないと感じています。

本書は、”自分の好きなことで生きる” ことを突き詰めた人間の考え方を知りたくて読みました。

phaさんのことをまとめたサイトがあるので、下記で紹介します。

matome.naver.jp

 

 

 

持たない幸福論ってどんな本?

「正社員にならねば」「結婚しなければ」「子どもを作らねば」「老後に備えなければ」……「こうあらねば」が人を追いつめている。生きるのが苦しいときは、世間の価値観や周りの意見にとらわれずに、自分が好きなものに立ち返るといい。仕事や家族やお金に頼らず、社会の中に自分の居場所を見つけ、そこそこ幸せに生きる方法を、京大卒の元ニートが提唱。

amazon 内容紹介より

 

 誰一人として同じ人は存在しないように、幸せの基準だって一人ひとり異なっているはずです。しかし、”出る杭が打たれる”日本では、「こうあらねばならない」という幸せの基準が根強く存在しています。

 

その基準から外れることは、いわゆる「普通」から外れてしまうことです。普通でないこと、人と違うことがプレッシャーとなり、生きるのがつらいと感じる原因となります。

 

本書は、誰かが作り上げた幸せの基準ではなく、自分の幸せを追求して生きよう、というメッセージが書かれています。

 

「真面目に学校に行ってちゃんとした会社に入ってずっと働き続けて家族を支える」みたいないわゆる「真っ当な」生き方は、世界にたくさんある生き方パターンの一つでしかないし、そのルートが向いてない人は無理にそれを目指す必要はない。自分に合わない場所で苦しむよりはそこから逃げてもうちょっと自分が楽にいられる場所を探せばいい。世の中に生きる場所は無数にある。僕自身も逃げて楽になった一人だ。

 位置: 78より

 

「こんな生き方やこんな考え方もありなんだ」という選択肢の多さを紹介することで、この社会に漂っている「人間はこう生きるべきだ」という規範意識のプレッシャーを少し弱らせて、みんなが自分自身の生き方にも他人の生き方にも少しだけ寛容になって、生きることの窮屈さが少しマシになればいいなと思いこの本を書いた。

位置: 185より

 

 

世間の常識から外れて、自分の価値観を大切にする生き方

phaさんが生きるために大切にしていることは、

  1. 一人で孤立せずに社会や他人との 繫 がりを持ち続けること
  2. 自分が何を好きか、何をしているときに一番充実や幸せを感じられるかをちゃんと把握すること

 だとかかれています。

 

phaさんは、人間は仕事をするために生きているわけではなく、仕事は生きるためのツールの一つだと考えています。

そのため、仕事をせずに生きるために会社を辞め、お金をかけず、家族を作らず、現在までニートとして生活を続けています。

 

現在はシェアハウス、ブログ運営、簡単なプログラミングを行い、生きるために最低限度のお金を稼いで生活をしているそうです。

 

人間であれば、誰しもが「お金を稼ぎたい!」「素敵な恋人がほしい!」といった欲を持っています。そういったものに価値を見出さず、自分の価値観を大切にして日々を過ごしています。

人が決めた「こうあるべき」の基準から脱却して、幸せに過ごしているphaさんの考え方は、今人生に悩む人にとって、生きる助けになると感じました。

 

 

仕事はしなくてもよい。でも自分のスキルで周囲に価値を与えよう

 本書を読んで、欲に執着せずに自分の価値観を突き詰めるphaさんの考え方に圧倒されました。しかし、phaさんがニートなのか?という点には疑問が残ります。

 

phaさんはシェアハウス(ギーグハウス)を運営し、居場所を感じられない人々の受け皿となっています。これは、彼が居場所を作るスキルに長けているとも言い換えられるでしょう。

また、京都大学に入学する頭脳、魅力ある独自の価値観、会社員時代に培ったプログラミング、ブログで文章を書くスキルを持っています。

 

会社に所属して給料をもらっていない という意味ではニートになります。しかし、phaさんは自分のスキルを通じて周りの人々に多くの価値を与えています。

 

まさに、ニートというより仕事をせずに自立して生きる、という状態。自分の持つ長所を活かして、社会から孤立せずに生活しているのではないかと感じました。

 

 

幸せの基準を考え直すきっかけになる一冊

世の中の空気のようなものを変えるにはどうすればいいかというと、結局、それぞれの人がしっかりと考えながら自分の人生を生きていくしかないのだと思う。世の中の空気というのは、一人ひとりのそれぞれの個人の生き方の集合体だからだ。

 位置: 1,975より

 

本書を読んで、自分の幸せとは何かを考え直しました。1人1人が自分の価値観を大切にして生きれば、他の人の価値観も認めることができて、寛容な社会を作っていくことができます。

 

phaさんの考え方には、共感できる部分とそうでない部分がありました。しかし、個々の価値観を認め合って生きることは、これからの社会を生きるうえで非常に重要になると感じます。

 

 

その他に読んでみたい本

 👇phaさんがどうやって生活しているのか、をより詳しく書いた本。本日紹介した本は人生論でしたが、こちらも読んでみたい。

ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法

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