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【女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと】女の幸せは自分で勝ち取ろう

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この本のテーマを一言で表すなら、

女の幸せは自分で取りに行け!!!

ということです。

 

頼らず、甘えず、女の武器を使わず、正当に生きるすべを伝える一冊です。

中学生~高校生ぐらいの思春期の女の子向けの本かと思いきや、「思春期の女の子」を娘に持つ母親にオススメの本でした。Kadaです。

 

思春期の頃、私は超おとなしくて反抗期もないような女子高生でした。

反抗しようにもその方法が分からず、親に対する不信感を抱え、鬱屈した毎日を過ごしていたことを覚えています。

 

「何故両親は自分の事を分かってくれないのか。」と考えていましたが、大人になって振り返ると、親は娘の事をこれでもかってぐらい考えているんですよね。

女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと

女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと

 

 

女の子が生きていくときに、覚えていてほしいことってどんな本?

七転び八転びしながら仕事に全力投球し子どもを必死に育てあげたサイバラかあさんが、今だからこそ言っておきたい、厳しくもハートフルな人生指南。
「王子様を待たないで。お寿司も指輪も自分で買おう」――
目下子育てに奮闘しているママにも、反抗期まっさかりの子どもにも、大きくなった元・女の子の娘さんにも、胸にすとんと落ちるメッセージは、
血の通った経験則にもとづく幸せの極意。
これからの時代を自立的に生きるための気づきが満載です!(amazon内容紹介より)

 

西原理恵子さんと言えば、「毎日かあさん」でおなじみのマンガ家で、コミカルな絵柄と尖った笑いで人気を博しています。

1男1女を育て上げた西原さんによる、女の子が生きていく時に身に付けてほしい考え方が書かれたエッセイです。

 

女の子の生き方といっても、『年収の高い男と結婚する』とか、そういう古典的な方法論ではありません。

「女性も手に職を付けて自立して生きる、自分の選択肢を自分で決め、幸せを自分でつかみ取る。」

という、自由な選択のもとに生きてほしいというメッセージにあふれた一冊です。

 

 

説得力と愛情にあふれたエッセイ

娘の反抗期について・仕事のスタートラインに立つことについて・お金について、と様々な話題が取り上げられています。

その一つ一つが、まるで子育ての名言集かのような説得力と愛情にあふれています。七転八倒の人生を送ってきた西原さんだからこそ書けるものだと思います。

 

本書では過去の西原さんが経験した過酷な体験が赤裸々に語られています。父親の自殺や、元夫のアルコール中毒など…。

コミカルな漫画を描く西原さんですが、過去にこれだけの苦労をされてきたとは知りませんでした。

しかし、「今振り返ってみると、当時の苦労も笑い話にできるぐらい今が幸せだ。」と書籍の後半で語っています。

 

だからこそ、これから人生を踏み出そうとしている子供たちには自分と同じ思いをしてほしくない。という強い意志が感じ取れました。

 

自分も母親になって、もしも娘が生まれたなら、参考にしたい考え方ばかりです。

 

 

プライドを打ち砕かれてからが、ほんとうの始まり

とくに私の心に残った点を紹介します。第2章の内容です。

 

西原さんは、上京して美大の予備校に入学しました。課題で書いたデッサンが成績順に張り出されたところ、西原さんのデッサンは最下位でした。

 

イラストレーターになりたいという夢を持っていただけに、大きなショックを受けたそうです。

しかし、根拠のない自信が打ち砕かれたからこそ、逆になんでもやってやろうという気概が芽生えたとも書かれています。

 

根拠のない自信は、人をいっぱしに何者かになったかのように錯覚させるから。  要らんプライドをへしおられて、目が覚めてからが本当のはじまり。  じゃあ自分にできるのは何なのか、初めて次の一歩を具体的に考えることができた。

 -位置:361より

 

そこで西原さんが始めたのは、エロ本のイラストカット。「自分には才能がある」と思っている人たちが絶対に行かないであろう場所に行き、売り込みを続けました。

 

小さなカットの中に文字がたくさん入っていて、オチもついている。西原さん特有の作風はこの時に培われました。

プライドを捨てて全力で仕事と向き合ったからこそ、次々の仕事を手にすることができたそうです。

 

才能なんて、最初から「これです」と見せられるもんじゃなくて、そうやって人が見つけてくれたりする。自分に何ができるのかなんて、やってみなければ、わからないし、どんな仕事も、自分なりに工夫をするうちに、できること、できないことが見えてくる。

 -位置405より

 

だから、もし今、ダメな自分、弱い自分を思い知らされてるとしたら、そこから始まるんだと思ったらいい。いつまでもないものねだりをするより、ダメならダメで、早いうちにわかった方がいい。

 -位置413より

 


終わりにー女の子も自由に生きていこう

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https://kadobun.jp/interview/8/77a7ebb6より

この本には名言といえる箇所が多すぎて紹介しきれません( ゚Д゚)

私が一番納得できたのは、第3章「お金は自立のバロメータである」という趣旨。私もまったくのその通りだと思います。

 

これまでのように、専業主婦として夫と支えあって生きていけたら勿論素晴らしい。けれど、サラリーマンの賃金が減少し、大企業に勤めていても安心ができない現代では、女性であっても自分で自立していくことは必要だと思います。

 

自由ってね、有料なんですよ。  そしてもし将来あなたに子どもが産まれたら、責任も有料です。お金がなかったら、子どもは育てられません。  自分で働いて、お金を稼ぐっていうのは、そうやって、ひとつひとつ、自由を勝ち取っていくことなんだと思います。

位置: 525より

 

大事なのは、自分の幸せを人任せにしないこと。  そのためには、ちゃんと自分で稼げるようになること。

 位置:983より

 

この本を読んでいると、私の父と母の教えと似た点を沢山発見しました。きっと二人も、西原さんと似た価値観のもとで私を育ててくれたのではないかと想像します。

本書を読み終えたいま、改めて父と母に対する感謝がこみ上げてきます。

 

母親として、娘にどんな風に生きていってほしいかは人それぞれです。納得できる点も、できない点もあるとは思いますが、子育てに悩む母親たちにとって本書の内容は非常に参考になるはずです。

 

もし自分に娘が出来て本書を読み直したのなら、また違った感想になるのでしょうか?楽しみです。

女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと

女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと

 

 


その他のおすすめ本は?

👇お金に焦点を当てた一冊。カネの本質をついています。10代・20代向け。

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫)

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