ゴリラのほんだな

ウホウホ、ウホウホホ

ここはゴリラの書斎

【転職の思考法】転職は自由に生きるための選択肢

どうも!社会人2年目。絶賛転職活動中のゴリラです。

国家試験に合格したくせになぜか総合職として企業に就職しました(なんでやねん)。

 

初めての転職で不安があります。この本が転職を進めるための指針になれば良いなと思って購入しました。

 

転職の思考法 というタイトルから転職希望者向けかと思いきや、転職を考えていない人も、就活を控えた学生にもオススメできる内容でした。

 

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

 

 

 

転職の思考法ってどんな本?

発売たった2ヵ月で10万部突破のベストセラー! ! 「転職する前に読みたかった」「大切な人に推薦したい」など反響の声、続々! 一生食えて、心から納得のいく仕事が見つかる、転職論の決定版。あらゆる不安やモヤモヤが、ストーリー形式で一挙に解決! 

 

もはや終身雇用が完全に崩壊した日本。しかし、「転職」がタブー視される風潮の中で、誰にもノウハウを聞けずにさまよう「転職難民」が今、たくさん生まれています。多くの人が「とりあえず」と転職エージェントに登録し、次から次へと企業を紹介され、情報の海におぼれてしまう例が跡を絶ちません。いま本当に必要なのは、情報ではなくその情報を判断するための「思考の軸」なのだ、というのが本書のコンセプトです。
-amazon 内容紹介より抜粋

 

働き方や人生観に関する考え方スキルの磨き方を小説形式でまとめた一冊です。

これまでに発売された転職本と異なる点が2点あります。

 

①ストーリー仕立てでわかりやすく、スラスラ読めて要点が理解できる。

②転職のノウハウは載っておらず、あくまで思考法を解説している。

 

転職だけでなく、仕事に対する考え方全般を改めるきっかけになる良書でした。

本書の主張を一言でまとめると、

「転職する・しないに関わらず、

いつでも自分の働き方を選べるという選択肢を持てば、

自由に働くことができる」ということだと思います。

 

 

あらすじ

主人公である青野は、印刷会社に勤める営業マンです。今の会社に愛着はあるけれど、このまま勤め続けることにも不安がある彼は、今後のキャリアを真剣に悩んでいます。

 

そんなある日、彼は立ち寄った本屋で雑誌を手に取りました。そこには「昇進ポテンシャルのなくなった、大企業のサラリーマンの悲惨な末路」という特集が。

ただ大企業に長く務めるだけでは、企業の中で特別な専門性やスキルを身につけることはできません。早期退職後に次の就職先を見つけることもできないサラリーマンたちの姿が書かれていました。

「これは自分の将来の姿だ。」と焦る青野。そんな彼が、ひょんなきっかけで著名なコンサルタント 黒岩に出会い、彼から「転職の思考法」を学ぶことになります。

 

 

2人に1人は転職する時代

さて、本書によると現代では2人に1人が転職をしているそうです(もっと少ないと思ってた…)。

現代は2人に1人が転職する時代に突入しました。また新卒の学生ですら、 60%近くがセカンドキャリアを意識して就活をします。つまり「終身雇用」はすでに崩壊しているわけです。

位置: 39より

 

こちらの統計のエビデンスは不明ですが、今後人材の流動性が上がっていくことは間違いありません。

今、私たちは働き方の転換期にいます。100歳まで生きられる世の中では、一つの会社に所属して定年まで働き、退職後は年金で生活するという生涯設計はもはや継続不可能です。

 

しかし、日本ではいまだに転職に対する風当たりは強く、今の会社に不満を持っていても実際に転職を始めることができない人もいます。

本書は、そんな転職に対する考え方を根本から覆す一冊となっています。

 

 

転職は悪ではなく、選択肢の一つ

 作中の黒岩の言葉が共感できるものだったので引用させて頂きます。

転職が悪だというのは、 新たな選択肢を手に入れる努力を放棄した人間が発明した、 姑息な言い訳にすぎない。人間には居場所を選ぶ権利がある。転職は『善』なんだよ。個人にとっても、社会にとっても

位置: 1,354より

 

転職とはな、単に名刺の住所や給料が変わるだけのものじゃない。世の中の人々に次のチャンスをもたらすものなんだよ。 今の会社では活躍できていなかったとしても、 違う場所で輝ける可能性がある人は本当にたくさんいる。

位置: 2,129

本作のメッセージは、転職は自分自身の選択肢の一つであり、個人にとっても、会社にとっても利益をもたらすということです。

 

今の立場に不満を持っていたとしても、自分のスキルを活かせる場所は必ず存在します。転職は自分の専門性と価値を高めることに繋がるのです。

 

転職は自由な選択のもとになされるべきだという著者の考えには同意します。

個人的な経験ですが、転職を考えると否が応でも今の仕事の「終わり」を意識することになります。今の会社で学べることを全部やってやろう!という気持ちになり、業績も上がっています。

 

 

今の働き方に悩む人にオススメ

本書のエッセンスは最後のページにまとめられています。大事なところだけ学びたい人は最終ページを読んでみると良いかもしれません。ただ、ストーリーを読まなければ理解が難しい部分があります。 

 

コンサル黒岩青野の対話によって話が進行するため、小説を読み慣れていない人にも理解しやすい構成です。若いビジネスマンの共感を得やすい内容だと感じます。

ストーリーは半沢直樹のような王道ですが、ちょっぴりチープで冗長気味に感じられる点が少し残念でした。大事なのはストーリーではなく『転職の思考法』なので、ただの解説本にしないという点では致し方ないとも感じます。

 

転職を考えている人だけでなく、働き方を考える全ての人にお勧めできます。現在の職場に対し漠然とした不安を持っている人、就職を意識する学生の皆さんにも読んでもらいたい一冊です。

 

かだちゃんも転職頑張ります。ウホ。