ゴリラのほんだな

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【孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA】スピードを上げて仕事を解決する方法

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ソフトバンクといえば…?私は白い犬のお父さんが出てきます。

皆さまご存知の、通信事業、ファンド、出版、情報ポータルなど幅広い事業領域を持つ企業です。

そんなソフトバンクがどのように成長してきたのか、ソフトバンクはなぜあんなにも早く事業展開ができるのか?が気になって、こちらの本を読みました。

 

 

 

孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA ってどんな本?

「仕事が終わらない」
「仕事が回らない」
「成果が出ない」
そんな悩みも、「この仕組み」ですべて解決! 

■仕事のスピードと結果は、PDCAの回し方で決まる! 
著者は長年、孫正義社長のどんなむちゃぶりにも答えてきました。そのために必要だったのが、超スピードで、かつ確実に成果を出す仕事をすることでした。本書は、そのためのノウハウを凝縮したものです! 
その仕事術とは、PDCAを確実に、かつ超スピードで回すというものです。ソフトバンクでは、いまも6万人超の社員に求められています。特別な能力を持った人ではなく、どんな人でも使える技術。だから、仕事がうまくいかない、時間がかかってしまう……そうした、すべてのビジネスパーソンが抱える問題もすべて解決! 生産性が求められる今こそ、読んでおきたい1冊です。 -amazon内容紹介より

 

著者は、ソフトバンクの社長室長として、長年孫正義社長とともに事業を行ってきた三木雄信氏です。かつて大成功を収めたADSL事業のプロジェクトマネージャーを務めたのち、現在は独立して社長として活躍しているそうです。

三木氏は、ソフトバンク時代に孫社長の仕事の手法を徹底的に分析し、自分の仕事術として身に付けました。その手法を「高速PDCA」と名付けています。

この本では、「高速PDCA」を活用することで、いかに高い生産性と圧倒的なスピードで仕事に臨むことができるかを解説しています。

 

孫社長PDCAに忠実

さて、三木氏が分析した結果、孫社長には以下のような特徴があることに気づいたそうです。

  • 「目標へのこだわり」が異常に強い
  • 目標を達成するために、「ありとあらゆる方法」を試している
  • 「数字で厳密に」試した方法を検証している
  • 「常にいい方法」がないかと探っている

 

三木氏は、ソフトバンクが成長したのは孫社長が特別なスキルを持っていたからではなく、PDCAに忠実だったためだと解説しています。

多くの人は、「孫社長はすぐれた経営センスと勘で、次の時代に流行りそうなものを当てている、だから、それは普通の人にはマネできない」と思っているのではないでしょうか。

事実はそうではなく、孫社長は失敗を繰り返しながら、実直に成功へ近づいていったのです。

この成長の過程で絶え間なく孫社長が回し続けたのがPDCAです。ただし、少しだけPDCAの使い方を工夫していました。 -p26

 

私にとって、TVやインターネットで見る孫社長は、カリスマ経営者というイメージが強かったです。実際は小さな失敗を繰り返し、着実に前に進む堅実な方だったのですね。これには驚きです。

 

著者が行っていたPDCAの特徴

仕事の取り組み方を学ぶにあたって、以前別のPDCA本を読んだことがありました。

この本は、P D C A のそれぞれの段階について、考え方のポイントや取り組みの際のコツを解説しています。

「高速PDCA」が他のPDCA本と大きく異なる点は、

思いついた計画は、可能な限りすべて同時に実行すること

そして、

目標も結果も数字で管理する

ということです。

そして、行動の振り返りと改善は毎日行うことが特徴です。

計画を1つずつ実行するのではなく、同時に行うことで計画の検証スピードを上げ、その結果の検証も毎日行うことで、一番優れている案はどれなのかを確実につかむ。検証によって得られた最適な案を絞り込み、そこに集中する という流れになっています。

複数の計画を同時に進行させることや、振り返りを毎日行うことは容易ではありません。しかし、実行することができれば非常に速く成長につながる方法だと思います。

 

感想

ソフトバンクの社長室長である三木氏が著者であるだけに、孫社長の考え方や、ソフトバンクの仕事のやり方など、興味深い内容も盛り込まれており、面白い一冊でした。

 

しかし、本書で紹介されている手法(毎日の振り返り、計画の同時並行)は慣れていないと難しいものだと感じます。PDCAとは何かを分かっており、継続してPDCAを活用している方向けのビジネス本だという印象を受けました。

この本に加えて、より具体的にPDCAを回す方法を知りたい場合は、鬼速PDCAもおすすめです。

また、この本は「ソフトバンク元社長室長」という肩書が前面に出ている構成となっており、著者自身の経営観が見え難い構成となっています。その点が少し残念だなーと思います。

 

複数の案を同時に進行させるという考え方は、現在営業を行っている身として非常に参考になりました。今後の仕事に活用していきます。